ファクタリングの審査を通りやすくする裏ワザ

最短即日で資金調達が行えるファクタリング。
売掛け債権を売買することによって現金を手早く得ることができます。

ファクタリングは赤字の先や税金滞納中でも利用できることから、審査がゆるい、確実に通るものと考えていませんか?

あくまで売買取引のため、銀行や信用金庫の融資審査よりはゆるいかもしれませんが、審査自体は行いますし審査落ちする可能性もあります。

そもそも銀行の融資審査とファクタリング会社の審査は重視するポイントが異なっているのです。審査を通りやすくするため、手数料を抑えるためにはファクタリング会社がどういった基準で審査をしているのかについて理解することが大切です。初めてファクタリングを利用される方にも分かりやすく解説します。

銀行とは異なる!ファクタリング会社が重視するポイント

融資をする上での銀行にとってのリスクは、利用者が倒産して回収できなくなることです。銀行の融資は一度借りると、利用者が数年かけて返し続けていくことになるため、利用者の返済能力、事業の将来性を重視しています。

一方、ファクタリング会社にとってのリスクは、売掛先が倒産して回収できなくなったり、架空の売掛け金をでっち上げられるなどして騙されることです。ファクタリング自体は、期日に売掛け金の回収さえできればいいので、売掛け先の体力、入金の確実性、利用者の誠実さを重視しています。それぞれ、3つの項目に分けて詳しく解説していきます。

売掛先の体力、信用力

ファクタリングを利用した企業は、たとえ売掛先が倒産してもファクタリング会社へ受け取ったお金を返したりなどの支払いを行う必要はありません。
つまり、ファクタリング会社にとっては売掛先が倒産してしまうと回収ができなくなってしまい大きな損失となります。このため売掛先の信用力、企業体力が審査のポイントとなります。審査に有利なのは、公共工事や医療債権、介護報酬債権など国や自治体の債権、大企業の債権です。今持っている売掛債権がこれらに当てはまらない場合は、店舗や公式HPなどがある営業実態の把握がしやすい企業の売掛け債権を選ぶのがベストです。実在するかわからないレンタルオフィスのペーパーカンパニーであったりすると審査は通らなくなってしまいます。
売掛先が確実に存在すること、企業体力があることを示すのがポイントです。

入金の確実性、売掛け先からの過去の入金

過去何回分かの請求書や通帳の写しで入金が定期的にあり、今回も入金が確実にされることを確認します。
また、入金までの期間が短いほど審査するにあたり、プラス材料となります。2社間ファクタリングの場合だと入金までの期間が長いとその間に利用会社が倒産してしまい、ファクタリング会社が売掛金を受け取れなくなる可能性があるからです。

利用者の誠実さ、人柄

2社間ファクタリングの場合、一度売掛先から利用会社の口座に入り、その後利用会社からファクタリング会社へ送金することになるため、利用会社を信頼して行うしかありません。中には、持ち逃げをしたり、架空の会社や売掛金をでっちあげる酷い会社も存在するのです。ファクタリング会社としては、そういった会社との契約を避ける必要があり、利用者自身の人柄も審査対象になるのです。このため、ファクタリングとは直接関係ないようなことも審査で聞かれることがあります。普通に答えられれば特に問題はありません。

ファクタリング会社によって審査基準は異なる

ファクタリング会社によって審査基準は異なり、手数料も異なります。審査に出しているのが1社だけですと、審査落ちの際に資金調達がすぐできない可能性があります。複数社出しておけば審査が通過する可能性があがること、また手数料を見比べられることから、必ず複数のファクタリング会社に審査を依頼をしましょう。

コメント

最近のコメント

    タイトルとURLをコピーしました