売掛先が大手ではなく中小企業の場合のファクタリング方法

売上が落ち込み資金ショートしそう、従業員の給料を支払うと運転資金がなくなる…
そんな時に最短即日で資金調達が行えるのが、ファクタリングという方法です。
売上債権を持っていれば利用することができ、金融機関ほどには厳しい審査を行いません。

手数料を抑え審査に通過しやすくするには、ファクタリング会社から見た回収リスクを減らすことが重要です。ファクタリング会社にとって一番気になることは、利用者の売ってくれる売掛債権の会社がどれだけの体力、信用力があるかです。
売掛先が信用できる会社…つまり、国や自治体が売掛先となる公共工事や医療債権、大手の企業であればファクタリング会社からみて回収リスクが低く手数料も安く済むことになりますが、今持っている売掛債権に大手がない場合もあるはずです。
このページでは、大手ではない中小企業の売掛債権でも、審査を通りやすくし手数料を抑えることができるコツについてお伝えします。


ファクタリングについてはじめて知った、詳しく知りたい方はこちら

中小企業でもファクタリングの手数料を安くするコツ

継続的に入金がある先を選ぶ

毎月入金があることで今回の売掛金についても、確実に入金されることを判断でき回収リスクが低くなるからです。
審査時には、過去の入金実績がわかる通帳のコピーや過去数回分の請求書や注文書も合わせて提出するようにするのがベストです。

実態がわかりやすい売掛先

ファクタリング会社としては、売掛先の会社が本当に存在しているのかということを気にしています。悪い利用者だと知人と共謀し、ファクタリング会社を騙すことで不当にお金を受け取ることがあるためです。
実店舗を保有していたり、自社のHPを持つような営業実態の確認がしやすい会社を選ぶようにしましょう。

入金日が早い会社の売掛債権を選ぶ

入金日が先になるほど、利用会社や売掛先の会社の倒産の可能性など回収リスクが高まります。手数料を安くするためには、できる限り入金日が近い売掛債権を選ぶようにしましょう。

銀行や信用金庫での返済実績

もし金融機関から融資を受けていて正常返済ができている場合、返済実績をアピールしましょう。金融機関に借り入れを行い返済ができていることは、利用者が誠実であり回収リスクが少ないとみなされ、ファクタリング会社の審査にとってプラス要因になります。

3社間ファクタリングを選ぶ

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類が存在します。
2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2社間のみで契約を行うので、早い資金調達が可能&売掛先にファクタリングを利用することがばれません。
3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社に加えて、売掛先の会社の3社で契約を結ぶので、売掛先にファクタリングを利用することがばれてしまいます。
しかし、ファクタリング業者にとっては売掛先と契約を結べることで回収リスクが低くなるので、手数料は大幅にダウンします。
手数料の相場としては、
2社間ファクタリングは10%~20%
3社間ファクタリングは1%~9%
といわれています。

売掛先にばれずに資金調達を急ぐことを優先するのであれば2社間ファクタリング一択ですが、もし手数料の安さを優先するのであれば3社間ファクタリングにすることをおすすめします。

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